くめちゃんのつぶやき脳 No.213 ◇ベジタリアンは肉食より脳卒中リスク増
魚食や菜食主義(ベジタリアン)の人は、肉食の人と比較して虚血性心疾患の発生率は低かったが、ベジタリアンでは脳出血および全脳卒中の発生率が高いとの報告がありました。 英国・オックスフォード大学のTammy Y N Tongらが、ベジタリアンと虚血性心疾患および脳卒中との関連を...
くめちゃんのつぶやき脳 No.212 ◇幸福感が強い人の脳は“ゆらぎ”が少ない―感情処理力と関連か?
幸福感と脳活動の関連が報告されました。 自分が幸福だと強く感じている人は、大脳右楔前部(けつぜんぶ)という部分の安静時活動性が低いという結果です。 京都大学こころの未来研究センターの佐藤弥氏らの研究によるものです。 研究の経緯・概略は以下の通り。...
くめちゃんのつぶやき脳 No.211 明かりをつけて眠る女性に肥満のリスク 正常体重で健康的な生活を送っている人ほど影響大
睡眠中に人工的な光を浴びていると、体重が増加する可能性があることが、約4万4000人の女性を対象とした米国の研究で明らかになりました。 皆さんは寝るとき、寝室の明かりをどのようにしていますか。世の中には真っ暗でないと眠れないという人がいる一方で、テレビをつけたまま眠る人もい...
くめちゃんのつぶやき脳 No.210 ◇内臓脂肪を減らす「スマート和食」、そのメカニズムとは
「和食(Washoku)」が、日本の伝統的な食文化として、ユネスコの無形文化遺産に登録されたのは2013年。 その健康効果には世界的に注目が集まっているが、ヒトの内臓脂肪蓄積に与える影響やメカニズムについてはいまだ不明。 今回、坂根 直樹氏(京都医療センター...
くめちゃんのつぶやき脳 No.209 ◇老化細胞を除去して病気を治す未来が来る?
細胞の老化が、がんをはじめとするさまざまな疾患の「根本的な原因」であることがわかってきた。 20年来この研究を続けてきている新潟大学循環器内科の南野 徹教授の、老化細胞を除去する治療法の可能性について興味深いコメントがありますので紹介します。...
くめちゃんのつぶやき脳 No.208 ◇塩分の摂取量が多い人ほど肥満になりやすい
1日当たりの塩分の摂取量が増えるにつれて、BMI(体格指数)(*1)の値が高くなり、「過体重」または「肥満」になるリスクも上昇することが、日本を含む4カ国の約4700人を対象とした研究で分かりました。 *1 BMI=体重(kg)÷〔身長(m)×身長(m)〕 世界保健機関(W...
くめちゃんのつぶやき脳 No.207 ◇認知症予防に「ダンス」と「ゴルフ」 は最強!
年を取っても認知症にはならず、脳も元気なまま一生を終えたいと誰もが思うでしょう。そのためには何が必要でしょうか? この度、 国立長寿医療研究センターの遠藤英俊先生が、最新研究から認知症予防の高い効果が期待できるのは、社交ダンスとゴルフだとする記事を紹介します。...
くめちゃんのつぶやき脳 No.206 ◇ビタミンBサプリのとりすぎは股関節骨折を招く恐れ?
ビタミンB6とビタミンB12を過剰に摂取すると、股関節骨折のリスクを高める恐れがあることが、米国の閉経女性を対象とした大規模研究で明らかになりました。 米国では成人の2人に1人が何らかのサプリメントを使用しているといわれており、日本でもサプリメント愛用者は多くその割合は、年...
くめちゃんのつぶやき脳 No.205 ◇中年期から初老期の肥満で脳の老化が 早まる?
中年期から初老期にかけて過体重や肥満だった人は、脳の老化が10年以上も早まる可能性があるとの研究報告がありました(米マイアミ大学医学部 Michelle Caunca ら)。 報告によればこの期間中にウエスト周囲長が大きく、体格指数(BMI)が高い人は、加齢に伴い、記憶や...
くめちゃんのつぶやき脳 No.204 健康に良い食事とは? エビデンスからみた「身体によい食品」の見極め方②
◇食品を健康に良いかどうかで5つに分類すると… カリフォルニア大学ロサンゼルス校内科学 津川津川友介助教授が作成した食品を健康に良いかどうかで分類した図を引用しました。 グループ(1)と(5)はメタアナリシスによって健康に良い悪いが明らかになっているもの。...