

102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.687
心が晴れない毎日から抜け出す 女性に多い“もやもや不安”の見分け方と対策① 「なんだかいつも心が落ち着かない」 「理由はないのに、ずっと不安がつきまとって楽しくない」 そんな“もやもや不安”を抱えたまま、毎日を過ごしていないだろうか。 健康、仕事、人間関係、災害、子どもの進学、お金のこと…。 不安のタネは探せばいくらでも出てくる。 でも、ほぼ毎日のように不安が続き、頭の中がずっと曇り空のままなら、 それはもう“心配性”ではなく、「不安症」という病気の可能性がある。 ◇女性は男性に比べて2倍 なんとなく不安を抱えやすい 千葉大学大学院医学研究院の清水栄司教授はこう話す。 「不安症は、うつ病と並ぶメンタル不調のひとつで、 過剰な不安が続き、日常生活に支障が出る状態を指します」と。 不安症にはいくつか種類がある。 ・大切な人と離れることが怖い「分離不安症」 ・犬や虫、飛行機、高所など特定のものが怖い「限局性恐怖症」 ・人前で失敗するのが怖い「社交不安症」 そして、特に多いのが、 理由がはっきりしないのに、あらゆることをネガティブに考えてしまう 「全般不


102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.686
ドリンク選びで未来が変わる。内臓脂肪と血糖値の新常識⑩ シリーズ最終回 ◇なぜお酒は太りやすい?──肝臓が“脂肪をため込むモード”になるからです Q. お酒を飲むと太りやすいのはどうして? A. 肝臓がアルコール処理で手いっぱいになり、脂肪をため込みやすくなるからです。 お酒で太りやすい理由のひとつは、まず“糖質の多さ”。 ビール、日本酒、缶チューハイなどは意外と糖質がしっかり入っています。 液体だからスイスイ飲めてしまうし、好きな人は次々と飲み続けてしまうので、気づかないうちにかなりの糖質をとってしまうんです、 さらに厄介なのが、肝臓の働きがアルコール処理に集中してしまうこと。 アルコールを分解するのは肝臓の大仕事。 その間、脂肪を燃やす“脂質代謝”がストップしてしまい、処理されなかった脂肪が肝臓にたまりやすくなります。 これが脂肪肝につながる理由で、ダイエット中や脂肪肝の改善で「お酒を控えてください」と言われるのはこのためです。 だからこそ、飲むときはだらだら長時間飲み続けるのではなく、ほどほどに楽しむことが大切。 ...


102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.685
ドリンク選びで未来が変わる。内臓脂肪と血糖値の新常識⑨ ◇“飲む点滴”でも太る?──甘酒の甘さに潜む落とし穴 Q. 「飲む点滴」という甘酒は、ダイエットにも効果ある? A. 栄養豊富な一方で、糖分が多いため“飲みすぎると太りやすい”飲み物です。 ここ数年、“飲む点滴”として人気の甘酒。 確かに、アミノ酸やビタミンB群、ミネラルなどがしっかり含まれていて、 疲れたときの栄養補給にはとても優れています。 ただし、甘酒には大きく2種類あります。 ● 麹甘酒(米×麹) 麹菌の酵素が米のでんぷんを分解して、 ブドウ糖やオリゴ糖がたっぷり生まれるタイプ。 そのため、 甘みが強い=糖質が多い 血糖値が上がりやすい 一度にたくさん飲むと太りやすい という特徴があります。 ● 酒粕甘酒(酒粕×砂糖) 酒粕は発酵の過程で糖質がアルコールに変わっているため、 米そのものより糖質は少なめ。 さらに、食物繊維も豊富です。 ただし、 市販の酒粕甘酒は 砂糖がしっかり加えられているものも多い ため、 “ヘルシー”と思って油断すると、こちらも糖質過多になりがち。 ●...


102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.684
ドリンク選びで未来が変わる。内臓脂肪と血糖値の新常識⑧ ◇Q. 脂肪分の多いココアはやっぱり太りやすいの? A.実は、内臓脂肪を減らす味方になりそうです 「ココア=太る」というイメージ、そろそろアップデートが必要です。 チョコレートと同じカカオ豆から作られるため“脂肪が多そう”と思われがちですが、 ココアはむしろ太りにくい飲み物。 理由はシンプル。 カカオポリフェノールが脂質代謝を後押しし、運動による減量効果まで高めてくれるという研究がいくつもあるからです。 さらに、チョコレートとココアの決定的な違いは“脂肪の量”。 チョコレートは、カカオマスにカカオバター・砂糖・ミルクを加えて作られますが、 ココアはカカオマスから脂肪分を取り除いて作るため、脂肪は少なく、ポリフェノールは多い。 つまり、同じカカオでも“太りにくさ”がまったく違うのです。 内臓脂肪が気になるとき、 「チョコが食べたい…」そんな瞬間が来たら、 砂糖控えめのココアにスイッチ。 牛乳や豆乳の自然な甘みだけでも十分おいしく、体にもやさしい選択になります。 “甘いもの=罪悪感”の時


102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.683
ドリンク選びで未来が変わる。内臓脂肪と血糖値の新常識⑦ ◇ゼロカロリーなのに太る? “甘さのワナ”に気をつけて Q. 低カロリー甘味料ならいくらとっても太りませんよね? A. カロリーは低いものの、“甘さの刺激”が食欲を増やすという報告があります。 ダイエット飲料やゼロカロリー食品でよく使われる低カロリー甘味料。 スクラロースのように体に吸収されにくいタイプや、アスパルテーム、植物由来のステビアなど、種類はいろいろあります。 これらは確かにカロリーが低く、単体では太りにくい成分です。 ただし、強い甘みの刺激が脳の「もっと食べたい」というスイッチを押してしまうという報告もあります。 実際に、低カロリー甘味料をよく使う人ほど、体重が増えたというデータもあるんです。 「ゼロカロリーだから安心」と思って清涼飲料水を飲んでいると、 その分、無意識に食事量が増えてしまうことも。 ダイエット目的で甘味料入りの飲み物を選ぶときは、 “飲み物のカロリー”だけでなく、その後の食欲の変化にも気を配ることが大切ですね。


102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.682
ドリンク選びで未来が変わる。内臓脂肪と血糖値の新常識⑥ ◇「豆乳=やせる」は幻想だった。知られざる“成分の現実” 「豆乳のほうがヘルシーで、牛乳よりやせる気がする」 そんな“イメージ先行”の声をよく耳にします。 でも、科学的に見ると――そのイメージ、少し修正が必要です。 豆乳は植物性ミルクとして人気がありますが、 “飲むだけでやせる”というデータは見当たりません。 大豆に含まれるたんぱく質・β(ベータ)コングリシニンには、 中性脂肪や悪玉コレステロールを下げ、内臓脂肪を減らす作用が 研究で示されています。 ただし、ここに落とし穴があります。 豆乳の90%は水分で、たんぱく質量はゆで大豆の4分の1以下。 βコングリシニンの効果を得るには、 1日1リットル飲む必要があるとも言われており、 現実的ではありません。 脂質が少ないというメリットはありますが、 「牛乳より太りにくい」と断言できるデータもありません。 つまり―― “豆乳=ダイエット飲料”というイメージは、科学的には成立しない というのが今の結論です。 じゃあ牛乳と豆乳、どう選べばいいの?


102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.681
ドリンク選びで未来が変わる。内臓脂肪と血糖値の新常識⑤ ◇“太る飲み物”の代表と思いきや──牛乳はむしろ太りにくさに貢献する? Q. 脂肪が多い牛乳は太りやすい飲み物ですよね? A. 実は、牛乳をよく飲む人のほうが太りにくいというデータもあります。 「牛乳=脂肪が多い=太る」というイメージ、ありますよね。 でも、牛乳の脂肪は3〜4%ほどで、その中には体脂肪になりにくい短鎖脂肪酸・中鎖脂肪酸が多く含まれています。 さらに、アメリカの大規模調査では、乳製品の摂取量と体重には明確な関連が見られなかったという報告もあります。 つまり、「牛乳を飲むと太る」という単純な話ではないということ。 ただし注意点もあります。 牛乳の脂肪には、飽和脂肪酸という、炎症や動脈硬化と関係する成分も含まれています。 赤坂ファミリークリニックの伊藤明子院長は、 「メタボ対策が必要な人は、無脂肪乳や低脂肪乳を選ぶのがおすすめ」 と話しています。 牛乳は“太る飲み物”と決めつけるのではなく、自分の健康状態に合わせて選ぶことが大事なんですね


102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.680
ドリンク選びで未来が変わる。内臓脂肪と血糖値の新常識④ ◇夜のカフェインは“やせスイッチ”を壊す──太りやすさを招く意外な落とし穴 Q. カフェインの脂肪燃焼効果はいつでも同じ? A. 夜に飲むとかえって太りやすくなる可能性があります。 コーヒーや緑茶に含まれるカフェインには、脂肪の燃焼を高める働きがあります。 ただし、この効果は“いつ飲んでも同じ”というわけではありません。 実は、夜にカフェインをとっても脂肪燃焼効果がほとんど発揮されないことが、動物試験で確認されています。 カフェインが脂肪を燃やす仕組みは、交感神経を活発にすることによるものです。 ところが、夜にカフェインをとると、この交感神経の興奮が体内時計をずらしてしまうことがあります。 これが、夜に濃いコーヒーや緑茶を飲むと眠れなくなる理由でもあります。 体内時計とは、体が1日のリズムを刻むための大切なシステムのこと。 このリズムと実際の生活にズレが生じると、太りやすく、やせにくい体質になりやすいことがわかっています。 つまり、夜のカフェインは脂肪燃焼効果を打ち消すだけでなく、太りやす


102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.679
ドリンク選びで未来が変わる。内臓脂肪と血糖値の新常識③ ◇Q. コーヒーや緑茶は飲むだけでやせる? A. “飲むだけ”では変わらない。でも、運動と組み合わせれば一気に味方になる 。 コーヒーや緑茶、紅茶に含まれるカフェインやポリフェノールには、脂肪燃焼を後押しする働きがある──そんな話を耳にしたことがある人は多いはず。 なのに「毎日飲んでるのに、全然やせない…」と感じたことがある人もいるだろう。 その理由はシンプル。 日常のエネルギー消費が少ないと、せっかく“燃えやすい体”になっても、燃やす材料が動き出さない。 つまり、ガソリンを入れても車を走らせなければ減らないのと同じ。 では、この“燃焼ブースト”をどう使えばいいのか。 答えは── コーヒーや緑茶を、運動の前に飲むこと。 有酸素運動の前にカフェインや茶カテキンをとると、普段よりエネルギー消費が高まるという研究は複数ある。 さらに興味深いのは、その効果は午前より午後のほうが高いという報告も出てきていること。 つまり、 午後の散歩前にコーヒーを一杯。 夕方の買い物前に緑茶を一杯。...


102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.678
ドリンク選びで未来が変わる。内臓脂肪と血糖値の新常識② ◇Q.甘い飲み物が欲しくなったら? A.炭酸×薄ジュース”で救われる ダイエット中でも、ふと甘い飲み物が恋しくなる瞬間は誰にでもある。 しかし、そのたびに清涼飲料水や甘いカフェドリンクへ手が伸びてしまうと、体重は静かに右肩上がり。 実際、疫学研究でも“清涼飲料水の習慣は肥満と明確に関連する”ことが示されている。 そこでおすすめなのが、炭酸水にジュースをほんの少しだけ混ぜる「薄ジュース炭酸」。 甘さの満足感は残しつつ、糖分はぐっと控えめ。 気分転換にもぴったりで、ダイエットの脱線を防ぐ強い味方になる。 「甘いものが飲みたい…」その衝動、選び方ひとつで未来が変わる。 問題は“どれだけ”ではなく、“どんな糖質か”だ。 清涼飲料水に多く使われる果糖ブドウ糖液糖は、吸収が異常に早く、しかも砂糖より甘い。 その強烈な甘さに舌が慣れてしまうと、より甘いものを求めてしまい、結果として食べ過ぎにつながる。 こうした“甘味依存のスパイラル”こそが、肥満と深く関わっていると考えられている。 とはいえ、人間だもの。









































