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102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.639

  • 執筆者の写真: 竹内久米司
    竹内久米司
  • 13 分前
  • 読了時間: 3分

◇あなたは大丈夫?クイズで学ぶ がん早期発見の必須検診5選!


【問題】あなたは知ってますか?

がんの早期発見に重要な5大検診を!

しかし…市町村で実施され、死亡率減少効果が証明された「5つの検診」に 含まれない のは、次のうちどれでしょうか?


(1)胃がん検診

(2)大腸がん検診

(3)前立腺がん検診

(4)肺がん検診

(5)乳がん検診

(6)子宮頸がん検診


【解説】

厚生労働省が健康増進法に基づき、市町村による住民検診で行うことを定めているのは、胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮頸がんの5つの検診です。企業に勤めている場合、職場の健康診断にこのがん検診が含まれていることもあります。



費用面は大事なポイントですね!

自治体のがん検診は 数百円から数千円前後 という非常にリーズナブルな価格で受けられます。

それに対して、職場の検診や人間ドックでは 数万円 かかることもあります。


「安価だから効果が低いのでは?」と思われがちですが、自治体の検診は 死亡率減少効果が科学的に証明された検査 のみを厳選して提供しています。つまり、コストが低いからといって質が劣るわけではなく、むしろ 必要十分な検査を手頃な価格で受けられる のが自治体の検診の強みです。


まずは 手軽に受けられる自治体の検診 を活用し、必要に応じて追加の検査を考えるのが賢い選択かもしれませんね!


がん検診の重要性がよく分かる研究があります。

約4万人を13年間追跡した結果、大腸がん検診(便潜血検査)によって 大腸がんによる死亡率が70%減少 することが確認されました。また、早期発見の可能性が高まり、進行してからの診断リスクも約6割減るそうです。


これは、車の運転でいう「安全運転」と「シートベルト」のようなもの。 日頃の生活習慣に気を配る ことに加え、 定期的ながん検診を受ける ことで、がんの予防・早期発見に大きく貢献できます。


ただし、検診で「要精密検査」となっても、精密検査を受けない人が一定数いるのが課題。

例えば、大腸がんの場合、便潜血検査で陽性だった人が 大腸内視鏡検査 を受ければ、早期発見率がぐんと上がり、身体的・経済的負担も軽く、完治が可能になります。


自治体が実施する「5つの検診」は、費用が比較的安く(数百円~数千円)で受けられるのが特徴。

一方、人間ドックでは、任意で 5つのがん以外の検査 も選べますが、費用は 基本的に自己負担 となり、自身のリスクに応じて検査を選ぶことになります。


このように、がん検診は 手軽に受けられるものから、より詳細な検査まで 様々な選択肢があります。重要なのは、「検診を受けるだけで終わらず、必要な精密検査に進むこと」。それが 命を守る最善の行動 につながるのかもしれませんね。


【正解】

正解(5つの検診に含まれないもの)は(3)前立腺がん検診 です。

 
 
 

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​代表 薬学博士 竹内 久米司

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