くめちゃんのつぶやき脳 No.86 脱水症は脳梗塞や肺炎の原因にもなる、健康長寿の大敵③
◇慢性の脱水症が引き起こす7つの病気・不調① 脱水症には急性と慢性がある。 急性の脱水症は、下痢や嘔吐、大量の汗などで急激に体液を失ったときに起こりやすく、その代表例は熱中症や、急性胃腸炎などに伴う脱水症だ。 大人よりも水分の出入りが激しく、自分では症状に気付きにくい子ども...
くめちゃんのつぶやき脳 No.85 脱水症は脳梗塞や肺炎の原因にもなる、健康長寿の大敵②
◇水分の出入りのバランスが崩れると、脱水が起こる 脱水症はどんな原因で起こるのだろうか。 私たちの体の体液は、毎日入れ替わりながら常に一定量になるように調節されている。体重60kgの人では、1日に約2500mL(2.5リットル)もの水分が身体から出たり入ったりしている。...
くめちゃんのつぶやき脳 No.83 ◇ヒトの脳は「脂質+糖質」を好むようにできている
ヒトの脳は、本能的に脂質と糖質の組み合わせを好むようにできている可能性のあることが、米イェール大学精神科のDana Small氏らによる研究で示唆されました。 この研究では、脂質と糖質のいずれかを多く含む食品よりも、ファストフードや加工食品などの両方を含んだ食品の方が、脳内...
くめちゃんのつぶやき脳 No.82 ◇夏バテ防止に!スポーツ栄養学のすすめ
暑い日が続くが、酷暑を乗り切るために、スポーツ栄養学の知見を活用してはどうだろう。 今回は立命館大学スポーツ健康科学部の海老久美子教授に「スポーツ栄養学を活用した夏バテ防止のための食対策」から引用させていただきます。 ■夏野菜で水分補給を...
くめちゃんのつぶやき脳 No.81 ◇1日1回の牛乳摂取がサルコペニア予防に有効か~鳩山/草津コホート研究より
毎日普通乳を飲む習慣が、高齢者におけるサルコペニアの予防につながる可能性が示唆されました。 東京都健康長寿医療センター研究所の成田 美紀氏らが、日本の地域在宅高齢者を対象に、牛乳の摂取頻度とサルコペニアの有無との関連を検討したコホート研究により明らかにし、第60回日本老年医...
くめちゃんのつぶやき脳 No.80 ◇朝食を抜きがちで運動不足の一人暮らしの男子大学生は太る
これは京都大学で2000~07年に行われた研究です。 被験者は、健康診断を毎年受けている法学部3回生(3年生)です。 この研究は、男子大学生が肥満にならないようにするためにはどうしたらいいか、ヒントを与えてくれます。 また、単身赴任のお父さんにも当てはまると思います。...
くめちゃんのつぶやき脳 No.79 ◇高血圧・高脂血症の治療は認知症を予防するか
ルツハイマー病(AD)と血管リスク因子(VRF)の関連について疫学的エビデンスはあるが、VRFの治療が認知症やADの発症率を低下させるのか不明である。今回、スウェーデン・カロリンスカ研究所のSusanna C. Larsson氏らが、認知症およびADの発症におけるVRFの治...
くめちゃんのつぶやき脳No.78 ◇人工甘味料は血糖値に影響しない可能性
人工甘味料は砂糖の代替として飲料や菓子などの食品に広く用いられているが、人工甘味料を摂取しても血糖値には影響を及ぼさないことが、29件のランダム化比較試験(RCT)を対象に行ったメタ解析で示された。 ただし、研究を行った米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校食品栄養科学部の...
くめちゃんのつぶやき脳No.77 くめちゃんのつぶやき脳No.77 ◇「ヘルシー表示食品」と「糖類の多い食品」は、食べた後の間食を誘う②
健康に良いという思い込みがあるほうが、間食量を増やす 試験2では、184人の学生を対象に、心理的な要因も組み合わせて評価しました。用意したのは試験1と同じ2種類のシェイクですが、それぞれのシェイクに、健康に良いことを意味するラベル(HELATHY...
くめちゃんのつぶやき脳No.76 ◇「ヘルシー表示食品」と「糖類の多い食 品」は、食べた後の間食を誘う
罪悪感の少なさが空腹感に影響? 健康に良い食品だと思うと、ついつい食べ過ぎてしまう、という経験はないでしょうか。 米アリゾナ州立大学のNaomi Mandel氏らは、同じエネルギー(カロリー)量で、糖類(*1)と脂肪の含有量が異なるシェイクを学生に飲んでもらい、その後、間食...