102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.701
クイズで学ぶ中性脂肪
中性脂肪が上がりやすいのはどんな人?
【問題】健康診断でおなじみの「中性脂肪」の数値について、間違っている説明は以下のうちどれでしょう?
(1)肥満ではなくてもお腹が出ている人は上がりやすい
(2)お酒を飲むと上がりやすい
(3)食事で上がるので、空腹状態で受けた検査しか参考にならない
(4)運動すれば数値を下げることができる
正解は文末に提示
解説
◇中性脂肪が跳ね上がる人の共通点はコレだ!
多くの人が健康診断で気にする「中性脂肪」。体に蓄えられる皮下脂肪や内臓脂肪の正体で、エネルギー源にもなる大事な成分です。ただし、過剰になると肥満や動脈硬化を進めてしまいます。
中性脂肪が上がりやすいのは、まず内臓脂肪がたまりやすい人。BMIが高くなくても、お腹がぽっこりしているタイプは要注意です。脂肪肝がある人も中性脂肪が高くなりがちです。
さらに、食べ過ぎ・糖質や脂質の多い食事は中性脂肪を押し上げます。食後の代謝には8~10時間かかるため、検査前の暴飲暴食は数値を大きく上げます。前夜の飲酒も中性脂肪の合成を促し、値を高めます。
◇食後だけ“中性脂肪が爆上げ”している人が危ない
空腹時の中性脂肪が正常でも、安心はできません。近年注目されているのが、食後に中性脂肪が急上昇し、長く下がらない「食後高脂血症」です。これは動脈硬化を強く進める危険因子で、空腹時の高値と同等以上のリスクがあることが分かってきました。
2022年のガイドライン改訂では、非空腹時(食後)の中性脂肪175mg/dL以上が新たに脂質異常症の診断基準に追加されました。 食後高脂血症になりやすいのは、 空腹時の中性脂肪が高い/男性・閉経後女性/糖尿病/メタボ/腎機能低下などの人です。
これらに当てはまる場合は、すでに動脈硬化が進んでいる可能性も。中性脂肪は生活習慣で改善しやすいため、食事・運動など取り組みやすい対策から始めることが大切です。
正解(間違っているもの)は、
(3)食事で上がるので、空腹状態で受けた検査しか参考にならない です。











































コメント