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102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.699

9月12日
読了時間: 2分

命を奪う“隠れ脱水”──酷暑は静かに脳を狙ってくる⑦

寝不足が命を奪う――熱中症を防ぐ“眠りのチカラ


◇カフェイン飲料は本当にダメ?

「カフェインは利尿作用があるから水分補給には向かない」――そう思っている人は多い。

しかし、これは半分誤解だ。


谷口先生によると、普段からコーヒーやお茶を飲み慣れている人は、利尿作用がほとんど出ない。

つまり、日常の水分補給としてカフェイン飲料を楽しむのは問題ない。

「好きな飲み物で無理なく水分をとることが大切です」と。


ただし、大量の汗をかいたときや食事を抜いたときは話が別。

その場合は、電解質を含むスポーツドリンクで水分と塩分を補うのがよい。

普段は水やお茶で十分だ。



◇経口補水液は“治療用”の飲み物

経口補水液は、水・塩分・糖分をバランスよく含み、 点滴並みに素早く体に吸収される。

めまい、頭痛、こむら返り――そんな症状が出たら、 熱中症の初期症状かもしれない。

「まずは500mLを一気に飲み、その後30分かけてもう500mLを少しずつ」

ただし、塩分が多いため、普段の水分補給には不向き。

「予防」ではなく「応急処置」として使うのが正しい。


◇夏の飲み会に潜む“脱水リスク”

冷えたビールをグイッ――夏の楽しみのひとつだ。

だが、アルコールは強い利尿作用を持ち、飲んだ量以上の水分が尿として失われる。

さらに、アルコールの分解にも水分が必要。

つまり、「お酒で水分補給」は大きな誤解なのだ。

「お酒を飲む合間に、同じ量の水を一緒に飲みましょう」


夜に飲む習慣がある人は特に注意。

寝ている間に脱水が進みやすい。

冷やしトマトやたたきキュウリなど、 電解質を含むおつまみを一緒に食べるとより安全だ。

 
 
 

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​代表 薬学博士 竹内 久米司

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