

102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.695
命を奪う“隠れ脱水”──酷暑は静かに脳を狙ってくる③ ◇その不調、すべて“水不足”のサイン──脱水が臓器を追い詰める瞬間 早めに気づきたい── 脱水症や熱中症の症状は、実は体の内部で起きている“異変の連鎖”そのものだ。 水分が不足すると、まず 血液量が減る。 血液は酸素と栄養を運ぶ生命の物流。 その流れが弱まると、臓器は一斉に悲鳴を上げ始める。 特に影響が強く出るのが 筋肉・脳・胃腸。 この3つに異常が重なるのが、脱水症の典型的なサインだ。 谷口先生はこう説明する。 筋肉の異常 だるさ、脱力感、足がつる── 筋肉に十分な血液が届かず、エネルギーが枯渇した状態。 脳の異常 頭がぼーっとする、頭痛がする── 脳への血流が低下し、情報処理が鈍る。 胃腸の異常 吐き気、腹痛── 胃腸の血流が落ち、消化機能が停滞する。 これらはすべて、熱中症の初期段階(I度) に当たる。 「ただの疲れ」「夏バテ」と思って放置すると、症状は次のステージへ進む。 ◆熱中症は“階段状”に悪化する 最新の「熱中症診療ガイドライン2024」では、重症度はI〜IV度に分類









































