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くめちゃんのつぶやき脳No.425

102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座

◇脳は何歳になっても変えられる、脳のメンテナンス法②


前回、アメりカンフットボール選手たちの、衝撃的な臨床試験結果をお伝えしました。つまり、アメフト選手や元選手たちの脳画像から、彼らの大半は、脳に必要な血液が行き渡っておらず、特に、記憶と基本的な認知機能を司(つかさど)る領域で血液が不足していたという結果でした。


そこで、今回引用している最新刊「脳メンテナンス大全」の著者クリステン・ウィルミア、サラ・トーランドは、半年にわたって選手たちと話し合い、脳の機能を説明し、各自の認知機能データに基づいて生活習慣や食生活を見直すよう指導していきます。

各選手に合わせた治療計画には、いつ、どのくらい眠り、何を食べ、どのサプリメントをとり、どれを避けるべきかといったことを盛り込んでいます。


半年後、選手たちの脳を再びスキャンし、最初のときと同じ検査をしたところ、その結果は、最初の検査で見た脳画像よりさらに衝撃的だったと語っています。


なんと、わずか180日で、脳内の血流が最も悪かった選手たちの脳機能が回復していたというのだ。


脳の血流が改善し、不摂生や度重なる衝撃のせいでダメージを受けていた認知領域の機能が回復しているのがはっきりわかったと語っています。


 100キロ超の男たちから何度も体当たりされているプロのアメフト選手が脳を変えられるのなら、一般の人々はアメフト選手よりもっと楽に、脳を変えることができるだろうと。


わたしも、ブレインバランスコントロール講座や、自著「脳は都合よく使えばいい」でもお伝えしてきていますが、まさに脳は何歳になってからでも買われるのです。


次回は「脳は何歳になっても生み出させる」と題してお伝えしていきます。




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