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くめちゃんのつぶやき脳No.342

◇ダイエットのため「朝食は食べない」はダメ


友人の婦人から「高校生の娘がダイエットのため朝食を食べないが大丈夫でしょうか?」という質問がありました。


話を聞くと、ダイエットのために朝食を抜いている若い人たちが多いということ。


でもそれは大きな間違いです。


結論から言えば、それはかえって太る原因をつくっているうえに、将来的に糖尿病を発症するリスクを高めてしまうことになります。


朝食を抜いたまま、血糖値が低下しているところにいきなり昼食を食べると、血糖値は急激に上昇します。

それは、お砂糖がいっぱいの甘~いお菓子を食べた時と同じように急激に昇し、そして急激に低下していきます。


この、血糖値の急激な低下は、脳に空腹のサインを送ることになり、脳は間食を食べるよう要求してきます。

そこで、甘いものを食べると再び血糖値は急上昇し、急低下します。

同じことの繰り返しで間食に手が伸びるという悪循環に。


ダイエットでうつくしく痩せたいと思ったら、何があっても朝食は抜かないことです。


これまで生活習慣病の元凶は肥満とされてきました。

しかし、最近は、食後高血糖が生活習慣病の元凶になるとされてきています。


健康診断での空腹時血糖値は正常と判定されても、食後血糖値が140mg/dl以上を示し、数時間後でも高いまま推移する人が増えています。いわゆる隠れ糖尿病と判定される人たちです。


血糖値の急激な上昇や下降は脳にも悪影響を与えます。


朝食として理想的なのは、玄米や雑穀のご飯にワカメなどの改装の味噌汁、納豆などのねばねば食材がお勧めです。


パン食なら全粒粉、ライ麦パンにヨーグルト、フルーツ(適量)や野菜サラダなどの糖分控えめの食品を組み合わせてとりいれましょう。



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