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102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.660

  • 執筆者の写真: 竹内久米司
    竹内久米司
  • 11 分前
  • 読了時間: 2分

老けない人は朝に飲む──コーヒーで若さを守る新習慣②


◇眠りを邪魔しないコーヒー習慣

コーヒーの健康効果を楽しみながら、ぐっすり眠るためには“飲み方の工夫”がポイントです。

研究によると、1日の目安は 3~5杯。

おすすめは 朝の時間帯に集中して飲むこと。午後は、睡眠への影響を避けるために デカフェ(カフェインを取り除いたコーヒー) を選びましょう。

デカフェでも、抗酸化作用のあるポリフェノールはしっかり摂れます。


さらに福島氏は「カフェインチョイス」という考え方を提案しています。

•   午前中はカフェイン入りで頭と体をシャキッと

•   午後はカフェイン控えめ(ハーフカフェインやデカフェ)で夜の眠りを守る

この切り替えを意識するだけで、コーヒーの恵みを受けながら、睡眠の質も保てるのです。


✨「朝は元気の一杯、午後はやさしい一杯」──そんなメリハリある飲み方が、健康と快眠の両立の秘訣です。




◇☕ 砂糖は控えて、コーヒーをもっと健康的に

米国の研究によると、コーヒーによる総死亡リスクの低下は ブラックコーヒー や 低糖・低脂肪タイプ に限られることが分かっています(J Nutr. 2025 Jul; 155(7): 2312-2321.)。つまり、砂糖たっぷりのコーヒーでは効果が期待できないのです。


ラテ派には悩ましいところですが、牛乳にはカルシウムなど体に良い成分が含まれています。


大切なのは飲み方。カロリーを考えて何杯も飲まない、あるいは 低脂肪乳に切り替える といいですよ。


一方で、砂糖はできるだけ避けたいもの。

砂糖入り飲料は 循環器疾患や糖尿病のリスク増加、内臓脂肪の蓄積 と関連するという報告もあります。


✨「ブラックでスッキリ、ラテはほどほど」──このメリハリが、コーヒーを健康の味方にする秘訣です。


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​代表 薬学博士 竹内 久米司

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