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くめちゃんのつぶやき脳 No.245 ◇意識しよう 免疫力を高めるビタミンDの食材一覧表

  • 2020年3月3日
  • 読了時間: 2分

ビタミンDは、紫外線(日光)を浴びることにより、皮膚で合成されるビタミンとしても有名です。

しかし、皮膚合成だけでは不十分であるため、食事からの摂取が見直されつつあります。

厚生労働省は、5年ごとに改定する「日本人の食事摂取基準」2020年版において、ビタミンDについても変更を加えています。

ビタミンDの指標設定については、「骨折リスクを上昇させないビタミンDの必要量に基づき目安量を設定」とされ、2015年度に比べると18歳以上の男女ともに5.5μg/日から8.5μg/日に変更されています。

ビタミンDの欠乏や不足におけるリスクは、くる病や骨軟化症のなどが有名ですが、ほかにも骨粗鬆症、感染症、自己免疫、炎症性疾患、心血管病変、がんなどが報告されています。

また、ビタミンDは、自然免疫系を増強させ、獲得免疫系の制御をすると考えられ、風邪、インフルエンザ、肺炎など呼吸器感染症の予防が期待されています。

また、ビタミンDの不足は糖尿病のリスクを高めるという報告もあります。

しかし、糖尿病に関しては、「2型糖尿病の高リスク者に対して、ビタミンD補充をしても、リスクは低下しなかった」という報告もあり、糖尿病に対して、ビタミンDを摂取すれば良いという考え方ではなく、日常の体づくりに対しての摂取を考えていくべきかもしれません。

ビタミンDを食事から摂取しようとする場合、食材は限られており、多く含まれるのは、「魚」「きのこ類」「たまご」です。

100gあたりのビタミンD量を比較すると、乾燥きくらげが圧倒的に多く85.4μgです。

しかし、実際に1度の食事で摂取できる量は3g程度であり、ビタミンDに換算すると約2.6μgです。

そのほか、きのこ類では、舞茸に多く含まれ、大きなパック1個分(100g)で約4.9μgとなります。

魚では、サケなどが摂りやすく33μg/100gであり、切り身1枚(80g)程度でも約26.4μgと目安量を簡単に摂取することが可能です。

しらす干しは大さじ1杯(5g)で約3μgのビタミンDが摂取できます。

魚やきのこは嗜好や食生活の環境によって摂取量が左右されるため、毎日意識をして摂取することがカギとなります。

Pittas AG, et al. N Engl J Med. 2019;381:520-530.

 
 
 

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​代表 薬学博士 竹内 久米司

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