くめちゃんのつぶやき脳 No.136 ◇からだを健康に保つコツ
“なんとなく体調が悪い・・・” なんて感じることありませんか?
女性は生理があったり、男性に比べてて代謝を促す筋肉が少ないので、体の不調を感じやすいと言われます。
不調を感じたとき、薬に頼るばかりでは根本的な解決にはなりません。
健康に正解はありまあせんが、原則として全身に酸素と栄養がしっかりいきわたり、体中の細胞がしっかり機能し、老廃物を排出する体内循環がスムーズにできれば、体は「自然治癒力」が高まり、自分で自分の体を治そうとします。
この自然治癒力は健康維持につながります。
古来から自然治癒力を高めるためのセルフケアとして
「温」、「食」、「動」、「想」の四つが大切とされています。
すなわち
「温」は体を温めることです。冷えは万病のもと。おなかや手足が冷えていたらバランスをくすしている証拠。体温は体の不調と密接に関係しています。36.5度くらいが理想。
35度台だと低すぎ。基礎体温を上げる改善が必要です。
「食」はバランスの良い食事を摂ることです。
体に必要な三大栄養素はタンパク質、糖質、脂質です。現代人は圧倒的に糖質の摂取が増えています。お菓子類だけではなく、コメやパン、麺類にも多く含まれています。摂りすぎるとイライラやだるさの原因に。摂りすぎていないかを見直すことが必要です。
「動」は体の滞(とどこお)りをなくすことです。座りっぱなしや同じ姿勢を続けてていると、体の一部に不調をきたし、全身こわばりにつながります。どうとは運動に限らず、体をこまめに動かすことです。体全体に血流が循環するようにすることです。
「想」は心の滞(とどこお)りをなくすことです。何気ない日常を過ごしていると、考え方や行動がパターン化してきます。固まった思考から意識して抜け出しましょう。日寿に変化を与えると、自分の考え方や体の癖に気付いたり、脳が元気になり血の巡りも良くなるというもの。
つまり、「滞りをなくして、血の巡りを良くする」ことがセルフケアの基本です。
逆に四つのバランスが崩れると、血の巡りが低下し、体が冷え、代謝が悪くなるため、免疫力が低下し、自律神経の調整が崩れてきます。
世の中でははやりの健康法が次々と提唱されていますが、他の人に効果があったとしても、必ずしも自分に当てはまるという物江はないのです。
大事なことは、温、食、動、想のバランスがとれていることとあなた自身にあっているかということです。
体調を改善させる方法はいろいろありますので、一つに絞らず、四つのポイントを絶えず意識しながら試してみてください。
その中の一つでも効果が感じられたら継続してみることです。自分に合う健康法を見つけて“調子のいい”体を作ることです。