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くめちゃんのつぶやき脳 No.44 ○私たちは脳の中に棲んでいるのか?

人は何を目的にして生きるのか

それぞれ感じ方はあるが、一つだけ共通するのは、

人は幸せを求めて生きているということ。

不幸を求めて生きる人はいない

誰も自分のイメージする幸せを形にしようと一生懸命に生きている

それを追求するのも脳の役割

脳が幸せを追求するとき、私たちの人生は喜びに満ちる。

考えてみると脳は実に不思議だ

喜怒哀楽の心の揺れを激しくくり返しながら、全体としてはバランスを失うことはない

では、脳は私たちを支配しているのか、私たちが脳を支配しているのか

かたちだけをみれば、脳は堅い頭蓋骨に守られた私たちの肉体の一部に過ぎない。

だから、私たちが支配しているようだが、しかし、その一部が、私たちの心を生み出している。

こころが脳から生み出されているとしたら、私たちの記憶や知識や、思考や感情や、あるいは意欲、意思、あるいは幸福感まですべてが脳から生まれていることになる。

そして、私たちの存在そのものが脳によって支えられていることになる。

嬉しいときは脳が喜んでいるとき、

脳が怒っているときはあなたも怒っているとき

あなたが幸せを感じているときは脳も幸せを感じているときだ。

ということは、あなたの存在は、あなたの脳そのものだということ

しかし実感としてはなかなか分かりにくい

感覚もふくめて心を生み出すのは脳

美味しいものを食べたい 

おしゃれをしたい 

お酒を飲みたい  

旅に出たいと思うのも脳

満たされると喜ぶのも脳

脳は頭蓋骨にとじ込まれたからだの一部分のようだが、実は私たちのからだの一部分ではなく、私たち自身といえる。

つまり、私たちは脳の中に棲んでいるといえる。

そして、その脳を操縦するのは私たち自身でもある。

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