102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.528
腸活食材としてのサツマイモの効用④
◇高血圧や糖尿病予防に役立つ抗酸化成分もたっぷり
抗酸化成分や抗炎症成分も多く老化予防にも役立つ
サツマイモに多く含まれる抗酸化成分のポリフェノールには、紫外線による酸化ダメージから肌を守るなど、アンチエイジング効果が期待できます。
特に紫色の皮には抗酸化成分のアントシアニンが多く、高血圧や糖尿病など生活習慣病の予防効果があることが報告されている。
皮以外の部分にもポリフェノールは含まれるが、せっかくなら皮ごと食べてしまうことをお勧めします。
サツマイモには同じく抗酸化成分で、コラーゲン合成やシミ予防に働くビタミンCも多く含まれる。
ビタミンCは水や熱に弱いが、サツマイモのビタミンCはでんぷんに守られており、加熱しても流出・損失しにくいのも特徴です。
また、サツマイモに多い食物繊維には、整腸作用以外に抗炎症作用なども期待できるという報告がある。
まるごとアンチエイジングに役立つ食材ということができます。
アスリートやボディビルダーのカラダづくりにサツマイモが大活躍です。
血糖値の上昇を抑え、エネルギーをゆるやかに持続させて疲労回復にも役立つサツマイモは、適度に糖質が必要なアスリートやボディビルダーたちの栄養補給源としても人気。
昨年、美ボディ大会「BEST BODY JAPAN2020日本大会」に出場し、モデルジャパン部門ゴールドクラス(50歳~59歳)で優勝したミュージシャンの西川貴教さんは、減量しつつ体を作るために主食にサツマイモ、干しイモなどを活用していると公表して話題になりました。
韓国ではアイドルを中心に1日1食の主食をサツマイモに置き換える「コグマ(サツマイモ)ダイエット」が流行。若い世代からも注目が集まっているようです。
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