102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.519
バナナで腸活? 見直される機能と効果的な食べ方①
細菌、アスリートに人気の食材として注目を集めている食材が「バナナ」と「サツマイモ」。
どちらもエネルギー補給にはいいけれど、たくさん食べると太りそうと思いませんか。
アスリートのからだ作りには向かないでしょう・・・、と思うのが当然。
でも、実は、優れた腸活食材だということが最近わかってきたのです。
今回から、バナナとサツマイモが、どう腸にいいのか、
どう食べるといいの、最新の報告を紹介していきます。
まずはバナナの腸活効果について解説していきます。
◇ 腸内環境を良くするバナナの効果
ここ数年、ジュース専門店もじわじわと増えつつある、不動の人気を誇るバナナ。
安くて、甘くて、おいしくて、消化がよく栄養満点。
私も、毎日朝食には必ずバナナ1/4カットを摂っています。
また、市民マラソンなどの途中で、バナナを配っているのをよく見ますよね。
でも、からだ作りのプロであるアスリートが好んでバナナを食べる理由はそれだけではないのです。
バナナには、腸内環境を良くする働きもあることがわかってきたのです。
バナナの体への影響を調べるために行った研究で、4週間毎日食べ続けると、
炎症を引き起こす可能性が指摘されている腸内細菌の減少が確認されました。
では、いったいバナナの何が腸にいいのでしょうか。
また、どう食べると効果的なのか、次回から解説していきます。
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