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くめちゃんのつぶやき脳No.122 ◇ケーキを食べるならどっちを選ぶ?

いまやスイーツ食事会や女子会が大流行

でも、ダイエットを考えながら迷う人も

今回、医療機関や企業で、2万件近い食事改善に向けた提案やカウンセリングを行ってきた管理栄養士の浅野まみこ氏からケーキ好きの方には関心の高い記事がありましたので紹介します。

イベントごとが重なるこの時期には、ケーキのような高カロリーな嗜好品を食べる機会が増えてくる方も多くいます。

日常の中で、ケーキを食べる習慣がついたり、食べる回数が増えたりすることも問題ですが、「食べてはいけない」と考えるより、実際のカロリーや糖質、脂質を意識してもらうことや、食べる時のポイントを考えてみましょう。

代表的なケーキをカロリーが高い順番に並べると、以下のとおりになります。

   (1)チョコレートケーキ       502kcal

   (2)ミルクレープ           453kcal

   (3)レアチーズケーキ        418kcal

   (4)モンブラン             386kcal

   (5)ショートケーキ          349kcal

   (6)ジャンボプリン          312kcal

   (7)チーズケーキ(スフレ風)    254kcal

   (8)ジャンボシュークリーム     251kcal

(参考:コージーコーナーお客様相談室 株式会社エビータ電話取材)

ケーキは、砂糖、脂肪(クリームやバターなど)、小麦粉などが主原料のため、どれも高カロリーという認識を持ってもらうことが必要。

また、チョコレートケーキや、ミルクレープなどの500kcal前後のケーキは、1個で1食分に近い(または超える)カロリーがあること、食べる時には前後の食事でカロリーを調整することを知りましょう。

さらに、悩んだ場合の選び方について解説します。

◎ミルクレープVS.ショートケーキ ミルクレープは、薄いクレープ生地とクリームなので、カロリーが比較的低いように思われがちですが、実は、クレープ生地とクリームは高密度に重なっているため高カロリーです。

それに比べ、ショートケーキは空気を含む軽いスポンジと生クリームで構成されるため、見た目よりも低カロリーです。

そして、この8つのケーキの中では唯一、生のいちごが入るため、少量ですがビタミンやミネラルを摂取することができます。

ケーキを選ぶときは、生のフルーツが入っているものを選ぶこともオススメの選択肢の1つです。よって、この2つの比較でカロリーが高いのは、ミルクレープです。

◎チョコレートケーキVS.モンブラン チョコレートケーキは、チョコレートの濃度が上がるほど、高カロリーになります。

モンブランも高カロリーですが、大きさの割に、空気を含み隙間が多いので、カロリーは低めになります。よって、この2つの比較でカロリーが高いのは、チョコレートケーキです。

ただし、チョコレートケーキの中でも、「チョコレートの濃度が低め」、「スポンジやクリームで構成されている」ことを基準に選ぶと、比較的カロリーが抑えられます。

また、モンブランは生クリームよりも、栗や芋、砂糖、スポンジ生地で構成されるため、脂質よりも糖質の割合がぐっと高くなるので、糖質を気にしている方は、注意が必要。

今回紹介する8つのケーキの中でも糖質が一番多いのは、モンブランです。

◎レアチーズケーキVS.スフレタイプのチーズケーキ チーズケーキを選ぶ場合、主原料であるクリームチーズの濃度に注目します。

チーズが多く、重さがありそうなもの、密度が高いものの方が高カロリーなので、ベイクドチーズケーキや濃厚なレアチーズケーキには注意が必要です。

反対に、スフレタイプのものは空気の層を多く含むため、見た目よりも低カロリーです。

よって、この2つの比較でカロリーが高いのは、レアチーズケーキです。

◎プリンVS.シュークリーム プリンとシュークリームで悩む場合、やはり重さと密度を比較します。

牛乳、卵、砂糖、生クリームなどで構成されるプリンは、重さとともに、しっかりとした密度があります。

シュークリームは、空気を含んだシュー生地にクリームが注入されているため、見た目の大きさの割には、空気の層があります。つまり、見た目の重さからも、カロリーが高いのはプリンです。

高カロリーであるケーキを選ぶときの手軽なポイントは、「見た目の重さ」、「空気の層(密度)があるか」です。見た目が軽そうで密度が低いものの方が、低カロリーである確率が高くなります。

ケーキを食べたいけど、どれにしよう」と悩むときは、大きさよりも、見た目が軽そうで密度が低そうな方を選びましょう(すべてが当てはまるとは限りませんが、多くがこの判断に当てはまります。)

なんとなく食べてしまうよりも、選択肢を考えてもらうことが、間食への意識づけにもつながりますよ(^^)/。

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