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102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.658

  • 執筆者の写真: 竹内久米司
    竹内久米司
  • 11 時間前
  • 読了時間: 2分

認知症予防にも?シニアの脳と筋肉を守る食べ方⑤


◇腎臓にやさしい、たんぱく質との付き合い方


たんぱく質は、筋肉や体の材料になる大切な栄養。

でも、腎臓に持病がある人は「とり過ぎ」に注意が必要です。


腎臓は、体の中の“お掃除係”。いらないものを捨て、必要なものを回収する働きをしています。

たんぱく質を使ったあとに出る「老廃物」を処理するのも、腎臓の仕事。

でも、たんぱく質をとりすぎると、その分、腎臓の負担が増えてしまうのです。


🔍こんなときは注意!

•   腎機能が「G3a」以降に低下している場合

•   「G1」や「G2」でも、尿たんぱくが0.15g/gCr以上の状態が3か月以上続いている場合

こうした状態では、たんぱく質をとりすぎないように気をつけることが、腎臓を守る第一歩になります。


🧂たんぱく質、どこまでOK?腎臓のステージ別にチェック!

たんぱく質は体に大切。でも、腎臓の元気度によって「どこまでOKか」は変わってきます。


🟢 腎臓が元気(G1・G2)な場合

•   目安は「標準体重1kgあたり1.3gまで」

•   たとえば、70代男性(平均身長163cm)の標準体重は約58.5kg

→ 1日あたりのたんぱく質は最大約76gまでOK

→ 1食あたりなら約25gが目安


🟡 腎機能が少し低下(G3a)している場合

•   たんぱく質は1日46.8〜58.5gに制限

→ 1食あたり15〜20g程度が目安


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🟢 腎臓に問題がない人は?

•   たんぱく質制限は不要!

しっかり食べて、筋肉や免疫力を保ちましょう💪


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​代表 薬学博士 竹内 久米司

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