102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.647
- 竹内久米司
- 9月6日
- 読了時間: 2分
あなたの内臓脂肪、座りっぱなしで増えてます
最新研究が示す座りすぎを断ち切る運動法②
◇座りっぱなしが寿命を縮める⁉︎ 今すぐ“じっと時間”を断捨離を!!
では具体的にはどうすればいいのだろか。
「30分に1回程度、3~5分立ち上がって動く「ブレイク」を設けましょう。
座りっぱなしに比べ、血流改善、血圧低下、糖代謝改善などの効果が期待できます。
企業の中でも会議はスタンド位で、短時間で終わらせるなど実施ているところもあります。
私もデスクでの作業を立位でやるために補助テーブルをデスクに乗せて立ってするようにしていました。しかし、長時間はさすがに疲れるので、無理せず座位で、その代わりに1時間ほどで必ず立って、軽めの運動や階下に降りて気分転換でお茶タイムにしております。
研究では、同じ座位時間でもこまめに立ったほうが血管機能や血圧、糖代謝の指標が良好だと分かっているのだという。
筋収縮による血流改善やエネルギー消費のわずかな増加が積み重なった結果だと考えられています。
では、どんな運動が、内臓脂肪に効くのだろうか?答えは、ズバリ「有酸素運動+筋トレ」!
肥満治療の専門家・坂根直樹先生(国立病院機構京都医療センター)によると、「有酸素運動が基本。そこに筋トレを加えると、効果はさらにアップします」とのこと。
年齢とともに筋肉は減っていくもの。
だからこそ、筋肉を守る”ための筋トレはとても大切。脂肪を燃やしながら、筋力もキープできる一石二鳥の方法です。
さらに、
①有酸素運動
②筋トレ
③HIIT(高強度インターバルトレーニング)
の3つは、どれも効果ありと科学的に示されています。

つまり、自分の生活スタイルに合わせて、3つの中から選べばOK!無理なく続けられる運動こそ、脂肪撃退の近道です。
内臓脂肪をしっかり減らすなら、動かない時間をただ少なくするだけでは不十分。運動を加えよう。
年齢とともに筋肉の維持が重要となってくるので、有酸素運動だけでなく、筋トレ+有酸素運動が理想的。忙しくてなかなか時間がとれないという人はHIITを。最近は有酸素運動をインターバルで行うHIAT(ハイアット)という運動法もあります(次回解説)
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