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102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.616

あなたの人生が変わる新栄養素講義

「お酒は肥満の原因になる?」はホント? ウソ?①


ダイエット理論の中には、「酒はエンプティ(空)カロリーだから太らない」という説があります。

たしかに塩をアテにしてお酒が飲めるような“本物の左党”には、メタボ腹の人はいないような気もします。


でも一方では、せり出してきたお腹をさすりながら、「最近、飲み過ぎだなぁ…」とつぶやく人は多いかもしれません。


さて、ホントに「お酒」は肥満の原因になるのだろうか?

 

日々、お酒を好む左党にとっては気になるところですよね。


今回は、そんなお酒と肥満との関係について詳しい、ダイエット専門医院「渋谷DSクリニック」の林博之院長の話を参考に紹介していきます。


◇お酒“だけ”だとそんなに太らないかもしれないが…


愛飲家にとって肥満は気になるところですです。

確かに周囲の酒好きを見渡せば、痩せているとは言い難く、それどころか、肥満が原因の一つとされる「脂肪肝」「糖尿病」「痛風」といった生活習慣病を抱える人も少なくありません。


前述したように昨今のダイエット論の中には、「酒はエンプティ(空)カロリーだから太らない」という説もありますが、飲み会が続くと、体重はしっかり増えていると実感する人も多いはず。


そもそもお酒自体は肥満を助長するのだろうか? 


そもそもお酒を純アルコールとして換算すると、1g当たり7.1キロカロリーになりますが、このうちのおよそ70%は代謝で消費されることがわかっています。


これが「アルコールはエンプティカロリー」、すなわち「太らない」と言われる理由の一つです。

さらに同一カロリーを脂質や糖質でとった場合と比較すると、アルコール自体には栄養素がないために、体重増加作用が少ないと考えられています。


これらを踏まえると、純アルコールだけであれば、ほとんど太らないと言ってもいいのかもしれません。


ですが、ビール、日本酒、ワインなどの醸造酒には糖質・たんぱく質などが含まれており、そうしたお酒をたくさん飲めば、摂取するカロリーも当然増えていきます。


やはり、“適量”を守ることが大切です。


 そこで“適量”とは何かといいますと、純アルコールで20~40gの範囲に収まることを指します。


日本酒に換算すると1~2合です。


実際、ダイエットはしたいが、お酒は止められないという人がいますが、200キロカロリーまでは酒を飲んでもよいと考えられています。


つまりビールなら中ジョッキ1杯、ワインなら3杯弱は許容範囲とされます。


私も、個人的には、200キロカロリー以内に収まるよう工夫して、糖質を含む日本酒やワインではなく、糖質オフ、プリン体ゼロのアルコール飲料を選んで飲んでいます。




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​代表 薬学博士 竹内 久米司

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