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102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.578

健康的な飲酒のコツ、お酒と上手につき合うためのポイント⑪

◇一人飲みより飲み会


飲みながら摂取するエネルギー量を減らすと言っても、食事を抜いてお酒だけを飲むのは逆に血中アルコール濃度を急上昇させる危険があります。


なので、食事を減らすだけじゃなくて、つまみとしてカロリーが低い冷や奴や枝豆などを食べて、血中アルコール濃度が急上昇しないように気をつける必要がありますね。


一人で飲むとどんどんお酒が進んじゃうので、それも避けたいところです。


でも、みんなと飲み会をすると、「自分だけあんまり飲まないと雰囲気壊れちゃうんじゃないかな」と思う人もいますよね。


雰囲気を壊さずに上手にお酒を飲むために私が心がけているのは、コップを完全に空にしないようにしたり、飲んでる間に水を飲んだり、先におつまみを食べてからお酒を飲むようにしているんです(^^)/。


習慣的な観点からも、寝る前のお酒は控えることが大切です。


お酒を飲むと眠りが深くなると思う人も多いかもしれないけど、実際は飲酒後の眠りは浅くて、途中で目が覚めちゃうことがよくあるんです。

しかも睡眠の質が良くないんです。


それに、寝ている間は体内のアルコール分解能力が覚醒時の半分くらいに下がるから、脂肪が蓄積しやすくなるんです。


脂肪肝や肥満のリスクも高まりますよ。


ある調査では、お酒を飲んで寝たグループは起きていたグループに比べて、血中アルコール濃度が約2倍も高かったって報告されていますよ。


飲酒後は体内でアルコールが分解されるのが優先されて、脂肪の代謝が後回しになりますから。

寝ている間はアルコール分解能力が低下して、脂肪がたまりやすくなるという原理です。



これまで解説してきたなるべく脂肪がつきにくい飲み方を実践しながら、

一生おいしくお酒を飲んでくださいね(^_-)-☆

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