top of page

102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.555

あなたは大丈夫? 加齢とともに低下する噛む力、飲み込む力⑤

 噛む力と飲み込む力の低下の初期症状は? 

        あなたの危険度をセルフチェック


噛む力、飲み込む力が低下した際の初期症状は人によって様々です。


例えば、噛む力に関係した自覚症状が出る人であれば、硬いものが食べられなくなる。飲み込む力に関係した自覚症状が出る人であれば薬が飲めない、唾液の量が減ってしまう人であれば焼き魚が食べにくい、といった具合に。


 ここで、自分の噛む力、飲み込む力が低下していないかどうかをチェックしてみましょう。





 いくつ当てはまりましたか。


該当項目が多いほど、噛む力、飲み込む力が低下している可能性が高いということです。


 硬いものが食べにくいと答えた人は、歯に問題があったり、筋力が落ちていたりして、噛む力が弱っている可能性がある。


肉類など硬い食べ物を避けるようになってしまうと、様々な栄養素の不足につながる恐れが。

 食事中によくむせる人は、頻度をチェックしてみましょう。


食べ物や飲み物でむせる経験は誰もがありますが、その頻度が増えてきているのであれば、注意が必要です。


食べ物が喉に詰まったように感じる人や、食べ物や胃液が逆流する人も要注意。誤嚥性肺炎(本来気管に入ってはいけないものが気管に入ることによって起こる肺炎)につながる恐れがあります。


 食事にかける時間が極端に長くなった、汁物で食べ物を流し込むようになった、焼き魚やパンが食べにくい、薬が飲みにくくなったという人は、噛むだけでなく飲み込む力も弱まっている。口がパサつく人は、唾液の分泌が衰えている可能性がある。


 では、どんな対策をとれば、衰えた噛む力・飲み込む力を鍛え直せるのだろうか。


実は、嚙む力と飲み込む力は、運動で体を鍛えたり呼吸を深くするようにしたり、ツボ押しや日常生活でほんの少し気を配るだけで維持・改善が可能なのです。

Comments


特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page