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102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.517

ビタミンCは風邪や老化防止に効く? 効かない?

最新研究から分かってきたこと! ⑦

◇ビタミンCの過剰摂取は心配いらない?


水溶性のビタミンCは、必要量以外は速やかに尿と一緒に排出されてしまうため過剰摂取の心配はほとんどありません。


ただし、貧血などで体内の酸素量が低下した虚血状態でビタミンCを大量に摂取すると、体の中の鉄とビタミンCが結合してかえって活性酸素が大量に作られる可能性があるという報告もあります。


ただし、これは1日10gもの量をとった場合で、通常食事でこの量をとることはないが、サプリメントなどでむやみに大量摂取するのは避けたほうが良いと考えます。


私は、最大量でも2g/日にとどめております。


なお、ビタミンCが原因で歯の表面が溶ける「酸蝕歯」になることもあります。


ビタミンCは「アスコルビン酸」ともいうように酸の一種のため、とり方次第で酸によって歯の表面のエナメル質が溶けて象牙質が露出し、歯が黄ばんで見えたり知覚過敏になることもあるようです。


酸味のある果物を食べた後、パウダーや顆粒状のサプリメントを飲んだあとは、口をよくすすぐなどして酸を中和しておくのがお勧めです。


これは私も励行していることです。




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