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102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.506

◇あなたの脳の老化度テスト、「あれ?なんだっけ?」が増えてませんか?③


さて、テスト1と2の結果が思わしくなかった方はいませんか。

でも、心配には及びません。


最新の脳科学では、脳への適切な刺激と生活習慣の改善によって、何歳になっても脳のパフォーマンスは向上することが分かっているからです。


 人は20歳を超えると、1日10万個の脳の神経細胞が失われるとされています。


このため、加齢とともに脳は衰える一方とかつては思われていたが、脳全体の神経細胞から見ると、

何十年と減り続けてもわずかなものです。


しかも、神経細胞は高齢になっても新生することが分かってきました。

さらに、神経細胞のネットワークは筋肉と同様、使えば使うほど鍛えられ、増えます。


鍛えることで、低下しがちな前頭前野の機能やワーキングメモリの働きが向上するのです。


ちなみに加齢で起こる脳の変化はchane1〜change3です


•<change 1> 脳が少しずつ萎縮 脳の一部は年齢とともに少しずつ萎縮していく。萎縮の早さや程度には個人差があり、部位によっても違う。原因は神経細胞数の減少。


•<change 2> 前頭前野の機能が低下 特に前頭葉の前方の萎縮が早い。前頭葉は脳の司令塔とも呼ばれ、感情や意欲、柔軟性などをつかさどる部分で、衰えると怒りっぽくなる。


•<change 3> ワーキングメモリの機能がダウン 前頭前野にあるワーキングメモリの処理能力が低下。個人差があるが、50代に入る頃には、最盛期に比べて30%ほど低下する。




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