102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.503
◇マイクロプラスチックを減らすために、いま私たちができること
◆フリースを洗濯時はネットに入れる
合成繊維素材から繊維がはがれ落ち、洗濯機1杯分あたり70万個のマイクロファイバーが放出されるとの推計がある。
洗濯のときにはフリースやセーターをネットに入れるとマイクロプラ流出を抑えることができます。
◆エコバッグやマイボトルを活用
シャンプーなどのプラボトルは繰り返し使う。
使い捨てが当たり前、という意識を変えることで、プラスチック消費量の削減に貢献できる。素材表示をチェックして、生分解性素材を使った製品を選ぶのも良い。
◆マイクロカプセルを使用した柔軟剤を避ける
柔軟剤には香りを閉じ込めるマイクロカプセルが、洗顔料や化粧品にはマイクロプラの一種、マイクロビーズ(スクラブ剤など)が含まれている場合が。世界的には規制の方向にある。商品選びの物差しにしよう。
◆屋外のプラは回収を
屋外に置くと日光の紫外線や風にさらされ、細かく分解されて環境中に流出する。ベランダにプラ製品を放置しない。
路上、河川、海岸のゴミも拾う。
ただし、汚染の可能性がある不織布マスクなどはトングを使ってください。
◆ゴミはしっかり分別する
包装材は表示を見て分別し自治体が定める方法で捨てる。汚れたプラごみのリサイクルには洗浄が必要。外出先でペットボトルを使ったら家庭できれいに洗ってから分別し捨てることで業者の手間を減らすことができる。
いま私にできること
ハチドリのひとしずく
森が燃えていました
森の生き物たちはわれ先にと
逃げていきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
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