102歳をらくらく生きる脳科学的健康講座No.502
◇プラスチックを減らし、屋外にあるプラスチックに留意を
そもそも、石油からプラスチックが大量生産され始めたのは1950年代。
現在、私たちはもはやプラスチックなしには生活をしていくのが難しいほど、生活の一部になっている。
しかし捨てられれば微細な粒子になり、環境中に残留し続けているのです。
世界で生産されるプラスチックのうち多くは、使用後すぐ用済みになる。
コロナ禍では不織布マスクや手袋、消毒容器、テイクアウトの容器ゴミが急増し、プラゴミ増加に拍車がかかっているのが現実。
レジ袋有料化などの対策は行われているものの、プラスチック生産量は年々増加している。
1950年に年間200万トンだった総生産量は2050年には400億トンに達すると推計されている。
対策が生産量に追いつかないのが現状だ。
削減策の基本は3R、つまりごみを減らすリデュース、何度も使うリユース、再資源化するリサイクル。
とにかく、プラスチックを自然環境に流出させない、という意識は日常的にプラを使う私たち消費者にこそ必要といえるのです。
私が提唱している経皮毒の本質も、同じで消費者の意識が変わることが大事なん尾です。
洗顔料や化粧品に含まれるマイクロビーズ、柔軟剤などに使用される香りを封じ込めるマイクロカプセルなどもマイクロプラに属する。
後者はマイクロカプセル香害と呼ばれ、頭痛などに苦しむ人も多い。
これらを含まない製品を選択することも重要な行動となる
わが国では廃プラスチックは約8割が有効利用されている。
しかし、燃やせば二酸化炭素を排出する。処理しきれないものを東南アジアに輸出し現地の汚染を進めている現状もある。
人間が作りだしたものなのだから人間がきちんと因果関係を突き止め、責任を持った技術を開発していくべきだと考えます。
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