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脳科学的栄養学No.1475

  • 3月27日
  • 読了時間: 3分

脳パフォーマンスは“眠り”で決まる!自分だけの快眠リズムの見つけ⑰

 ◇いびきを放っておかないで──今日からできるセルフケア


「いびきを治す方法は自分でもあるのだろうか?」

多くの人が気になるポイントだ。専門家によれば、いびきを和らげたり、軽い症状の改善につながる対策はいくつか存在する。


いびきがあるからといって必ずしもOSAとは限らないが、OSA患者の多くはいびきをかく。

そもそも、いびきは“狭くなった気道を空気が無理に通るときの音”であり、気道がふさがりやすいサインでもある。

つまり、いびきを軽減することにはしっかり意味がある。


横向きで寝るだけでも変わる──姿勢の工夫

「横向きで寝る」は、もっとも簡単で効果が期待できる対策のひとつだ。

横向きになると舌や軟口蓋が落ち込みにくくなり、気道が確保されやすい。

もし横向きで寝るだけでいびきが減り、熟睡感や疲労感が改善するなら、必ずしも受診や治療が必要とは限らない。

抱き枕を使って横向き姿勢をキープするのも有効だ。


生活習慣の見直しで、いびきは軽くなることがある

疲れているときや深酒のあと、舌やのどの筋肉はゆるみやすく、いびきや無呼吸が起こりやすくなる。

喫煙者は気道が腫れやすく、同じくいびきのリスクが高まる。

そのため、人によっては次のような生活習慣の改善だけでも効果が期待できる。

•   飲酒量を控える(特に就寝前)

•   禁煙または本数を減らす

•   十分な睡眠時間を確保する

•   適度な運動で筋肉の緊張を保つ

•   体重管理をする(肥満はOSAの大きなリスク)

こうした取り組みは、いびきだけでなく睡眠の質全体を底上げしてくれる。



子どものいびきは“見逃してはいけないサイン”

睡眠時無呼吸症候群(OSA)は中高年男性の病気というイメージが強いが、実は近年、若い女性や子どもにも増えている。

OSAになると深い睡眠が減り、その時間に分泌される成長ホルモンも低下してしまう。

成長期の子どもにとって、これは大きな影響を及ぼす。


成長が止まる、集中できない… 子どもに起こる深刻な影響

「いびきが大きくなってから、身長が伸びない」「体重が増えない」「極端にやせている、あるいは太っている」──こうした“成長のバランスの乱れ”が見られることがある。

さらに、深い睡眠が不足すると脳の発達にも影響し、

•   成績が落ちる

•   イライラしやすい

•   落ち着きがなくなる

といった行動面の変化が現れることもある。

放置すると、大人になってからOSAを発症するリスクも高まる。


健康な子どもはいびきをかかない──最もわかりやすいチェックポイント

専門家によれば、「幼児〜小学校低学年の健康な子どもはいびきをかかない」という。

もし日常的にいびきをかいているなら、無呼吸が起きている可能性が高い。

つまり、子どものいびきは“異常のサイン”として受け止めるべきなのだ。


遺伝の影響も大きい──親子でチェックを

OSAには遺伝的な要因も強く関わる。

例えば、父親が大きないびきをかき、心筋梗塞などで亡くなった場合、実はOSAが背景にあった可能性もある。

読者の中には小さな子どもを育てている人も多いだろう。

自分自身と子どものいびき・無呼吸を一度チェックしてみて、

「もしかして…」と思ったら、早めに医療機関を受診することが大切だ。


                         完


 
 
 

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