脳科学的栄養学 No.626 太るほど腸内細菌の多様性が低下し、やせにくい“腸内細菌叢”ができる②
- 2020年9月14日
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◇やせたマウスに太った人の腸内細菌を移植すると太る?
海外の研究で、やせたマウスに太った人の腸内細菌を移植すると、太るという報告があります(下グラフ)。

腸内細菌によって太りやすさが決まる可能性が高いことは知られていたが、今回の研究はそのメカニズム解明の一歩といえそうです。
前述の木村教授らは、これまでに、腸内細菌が作る「酢酸」や、酢酸が増えることで増える「酪酸」といった腸内細菌代謝物が、交感神経や脂肪細胞に作用して脂肪の消費を高めたり、脂肪をため込まないようにするメカニズムを解明している。
また、大阪大学の研究で、脂肪細胞の脂質合成に乳酸が関与する可能性があるという報告も。
肥満対策においては、「何を食べるか」だけでなく、「腸内細菌がどんな代謝物を作ってくれるのか」が重要な鍵といえそうです。
つづく







































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