脳科学的栄養学 No.630 最新の研究から分かってきた、年齢を重ねても認知症になりにくい生活習慣や食生活とは②
- 2020年9月23日
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◇仕事は減らしても、ゼロにはしない
認知症に関わる医療関係者の間で、まことしやかに語り継がれてきた“俗説”があります。それは、「校長先生は定年退職後に認知症になる人が多い」というもの。
実際に私も認知症の研究開発に関わっているころ、認知症患者の施設をいくつか調査で訪ねたなかでそうした事例をいくつか見てきました。
この説を証明する論文も研究データもありませんが、校長先生が退職後に別の仕事に就くということが従来はあまりなかったことが挙げられます。
退職後は生活のペースも周囲の環境も大きく変化し、そのため体調を崩したり周囲に溶け込めずに孤立したりして、認知症のリスクを増大させることにつながるのだと考えられます。
学校の校長先生のように、学歴が高く、頭を使う職業としては、ほかに医師や学者もあるが、これらの人が認知症になりやすいという話は聞かないという。
その違いは何だろうか。
医師は年齢に関係なく働けますし、学者は年を取ってからも好きな研究に打ち込めます。
一方で校長先生は、定年退職後にほかの仕事をすることはあまりなかったのでしょう。
実は、退職後に全く仕事をしなくなることはリスクなのです。
それまで忙しく働いていた人が定年後、急に暇になると、認知症のリスクにつながってしまう。
つまり、仕事を急にゼロにするのではなく、ある程度、働いたほうがいいというわけだ。
科学的根拠はありませんが、あくまでも私の調査の範囲では理容師さんには認知症になる方が少ないという結果でした。
やはり、定年に関係なく働けるということと、立ち仕事で手を器用に使い続けるということが関係しているように思いました。
私が会社をリタイヤして実感したのは24時間、全ての時間管理は自分でできるということに対する自由度にワクワクしたものです。
しかし、自由度があるだけに注意しないと時間管理がルーズになりがちです。
やはり、日々の行動管理を視覚化、見える化するよう工夫し、仕事や趣味の時間、食生活やライフスタイルをスケジュールして実践しています。
感覚的に、会社で働いていた時よりも好きなことをやっているので、むしろ忙しいです。
家族からはハードすぎるから少しペースを落とすよう言われています。
私は、定年後は仕事でも趣味でも好きなことをやるのですから、時間に縛られず集中してできるし、すこし疲れるくらいが丁度良いと感じています。








































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